化粧品のパッケージに○○フリーと記載されているのを目にする機会は多いのではないでしょうか?
なんとなく理解できるけど、ハッキリとは分からないそんな方向けのまとめ記事です。
①アルコールフリー
エタノール(エチルアルコール)が配合されていないという意味です。
エタノールの配合濃度にもよりますが、お肌が敏感な方にとっては大切な表示かと思います。
②鉱物油フリー(無鉱物油)
石油由来の油が入っていないという意味です。例:ワセリン、ポリイソブテンなど
過去は精製技術が未発達で不純物が混入していたため、石油由来の油にマイナスイメージがありましたが、現在は気にされなくて大丈夫です。むしろ入っていた方が、お肌に水分を留めてくれたりもします。
この表示はなくても問題ないです。
③パラベンフリー
パラベン(パラオキシ安息香酸エステル)が入っていないという意味です。
パラベンは優秀な防腐剤ですが、過去にアレルギーを起こす可能性があるとされ、使用禁止はされていないものの、現在は多くの化粧品で別の防腐剤(フェノキシエタノールなど)に置き換わっています。
あくまでもあった方が良い程度に考えておきましょう。
④サルフェートフリー
硫酸系化合物を使用していないという意味です。
主にシャンプー、ボディソープなど泡立てに必要な成分に硫酸系化合物が使用される事が多いです。
例:ラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム
硫酸と聞くとマイナスイメージが強いですが、安全性に問題はありません。
この表示はなくても問題ないです。
今回は○○フリーについて解説しましたが、パッケージに記載の訴求内容や全成分、口コミなど総合的に判断して購入を検討されてください。
それではまた。